自閉症スペクトラム疑いの息子と高齢ママの記録

現在、2歳7か月。発達がゆっくりだと思っていた息子に自閉症の疑いがかかりました。不器用ながら頑張る息子と迷い悩みながらの私と夫の育児記録。

2歳7か月の様子まとめ

ABAについて調べれば調べるほど、効果が期待できそうで、本格的に始めてみたいと思い、早速、臨床心理士の先生が自宅でABAホームセラピーをしてくださる所を見つけ、それが今週から始まります。

 

とりあえず、週に1回2時間のセラピーを受ける予定です。

セラピストによる定期的なホームセラピーを始めたとしても、ベースは私(若しくは夫)と息子の家庭でのABAセラピーがメインとなるため、これからは一日どれくらいの時間をABAに費やせるかが鍵になるのかなと思っています。

 

息子が自閉症スペクトラムなのではないかと思い始めてから、とても落ち込んだ日々を送っていましたが、効果が期待できそうなABAホームセラピーを受けられる事が決まり、真っ暗だったこの先に、少し光が差し、希望が見えたような気がします。

 

ABAホームセラピーが始まる前に、2歳7か月の息子の様子をまとめました。

 

【言葉】

単語数は200未満。動物の名前・花の名前・虫の名前など名詞はかなり言えます。

「赤い」や「遊ぶ」などの動詞・形容詞も少し言えるものの、なかなか単語同士が繋がりません。

魚がないところで魚と言ったり、誰かに伝える手段としての言葉というより、ひとりで言って楽しんでいる感じのように見受けられます。

 

また、息子はママと呼ばなかったので「ママ」と呼ばせ、「はーい」と返事をしていたら、ママを「ママはーい」と覚えてしまいました。

ママと呼ばない事からは進歩しているのでしょうが、ここからどうしたら良いのか悩むところです。

 
「開けて」はかなり前から言えたのですが、「抱っこ」も言えるようになりました。

「来て」「取って」なども練習中です。

 

トマトは何色?「あか」

犬は何て鳴く?「ワンワン」なども言えます

 

【身辺自立】

トイトレの途中です。トイレに連れて行くとおしっこをしようとします。

服の着脱はまだひとりではできないけど、ズボンを上げるのは少しできるようになってきました。

 

【食事】

極めて小食、嫌いなものも多く、食べ慣れている物を好みます。

特に果物はほとんど食べません。バナナのみ食べます。
ブドウ・リンゴも再トライしてみたけど、やはり食べません

スプーンを持って食べれるのは食べられますが、食べる意欲が少ないため、食事の途中で立とうします(若しくは私の膝の上に載る)

口に入れたものをなかなか呑み込めません。好物のジュースを見せると呑み込もうとするので、食事中にジュースを飲ませることも。

正直、一日3回(保育園の日は2回)の食事が大変です。

今年の4月頃まではもっと食べていたのに、なぜか急に飲み込まなくなってしまいました。

 

【最近できるようになったこと】

・お絵描きに興味を示さなかったのですが、最近やっと丸と丸をつないだり、数字に〇を書いたり、少しずつできるようになってきたました。

・粘土が苦手で触ろうとしなかったが、私がするのを見ているうちに興味が出てきたようで、最近は集中して粘土遊びしています。

・ブロックを積もうとしなかったのですが、少し積めるようになってきました。

 

この辺りは日々の家庭療育の成果かなと感じています。

 

【困った行動】

・物を投げる
・場面の切り替えが苦手で楽しいことを終了しようとしたら怒る

 

物を投げる事について、発達支援センターの先生に相談したところ、何かがうまくいかなかった時、自分でもどうしていいか分からず物を投げたりしているのでは?とのことでした。

悪意があって投げるのは問題ですが、自分でもよくわかっていないで投げているので、怒ったりする必要はないそうです。

親が怒ったりすることで「自分のイライラの気持ちを表現すること」がいけない事と思ってしまう場合もあるそうです。

 

特にこの1か月は私が息子が自閉症スペクトラムだということに気が付いたので、自分でできることを沢山してきました。

結果として、たくさんの事が言えるように出来るようになったと感じています。

同時に定型発達の子供との違いも顕著になってきたように思います。